平成30年度 第2回全体研修会(第64回)研修会報告

日時 :平成30年10月24日(水)19:00~20:30

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テーマ:「歯と認知症の関係について」

会場 :みのりの庭世田谷

今回は小泉デンタルクリニックの小泉由一郎先生をお招きして講義をしていただきました。

口腔ケアを行うにあたって、歯の構造や、唾液の役割の大切さを知りました。

高齢者がなりやすい虫歯の特徴などや、虫歯や歯周病が体に様々な影響を

与える事もわかり口腔ケアの大切さを学びました。

また、認知症と歯の関係についても・噛む力・脳への刺激などが認知症の抑制に繋がるなども理解することができました。

当日の研修資料・DVDでは細かいポイントを知ることができます。

欠席された方は自宅での履修をお願いいたします。

スタッフまで声をかけてください。

 

 

 

平成30年度 第1回全体研修会(第63回)報告

日時: 平成30年 5月18日(金) 19:00~20:30

テーマ:平成30年制度改正の理解

会場 :みのりの庭世田谷

今回は、平成30年4月に行われた介護報酬改定についての研修を行いました。 事業所スタッフから、訪問介護の改定の概要についての説明、「老計10号」の一部改正についての説明の後、 グループに分かれて意見交換を行いました。「自立生活支援」「重度化予防」ということについて、日頃感じていること、今日の学習で改めて考えたことなど、活発な話し合いが行われました。沢山のヘルパーさんが、利用者さんの自立支援ということについて多くの思いをもって活動してくださっていることが感じられました。利用者さんが、今できていることが続けられるように、できなくなってしまったことを、また少しでも取り戻してゆけるように、そういうケアが沢山できるようになるといい、と思います。そのために、私たちには何ができるのか、どんな技術や知識が必要になってくるのか、事業所としてはどのようなサポート体制を整えなければならないのか、等々、新たな課題も見えてくる研修となりました。

 当日の研修資料とDVDは事務所に準備してあります。欠席された方は、自宅での履修をお願いします。ご来所の折にスタッフまでお声掛けください。

 

平成29年度 第2回全体研修会(第62回)報告

日時: 平成29年 11月11日(土) 18:30~20:00

テーマ:専門職から学ぼう!! 私達介護職の体に無理のない介助方法

講師 :金田 佳子氏 ノーツ訪問看護ステーション リハビリテーションチームリーダー 理学療法士

会場 :みのりの庭世田谷

今回は起居動作と歩行介助方法の基本や留意点、効率的な体の使い方を学びました。講義とデモンストレーション、利用者役の体験を

しました。

介助のポイントについてまとめてみましたので研修時の資料と合わせて呼んでいただくと分かり易いとおもいます。

共通ポイント

① 身体の負担軽減する為の「ボディメカニクス」を理解する。介護者の重心を低くして大きな筋肉を使う

② 利用者の疾患や体の状態を頭にいれておく

③ 利用者が何ができるのかどういう動きをするのか体調によっても変わってくるので観察する

④ 介助する前に必ず声をかけること

1. 体位変換(仰臥位~足臥位)

ポイント①介助前に必ず声をかけて体に触ること「足を曲げますね・手を触りますね」

    コミュニケーションが困難な利用者にも声をかけること

    ②体位変換させたい方のスペースを確保すること

    ③肩・骨盤のラインがベッドの面に垂直になっていること

2. 起居動作(側臥位~端座位)

ポイント①介助バーに掴まってもらう(掴まってもらえるようならば)

    ②かかとがついてるか確認する

⑤ 利用者にベッド上に浅く腰掛けてもらい動かしたい足を傾けながら出す

3. ポジショニング

ポイント①ギャッジアップの時は大転子・屈曲軸の位置を意識する。

    大転子は洋服をいっぱい着ててわからないから、自分の体で確認しておく。屈曲軸はベッドをギャッジしたときにマットが曲がっているところをいう。ギャッジをして座位の状態で足を伸ばした状態では辛い為、膝の下に

    クッションを入れる。特に背中が曲がっている方は膝も曲がっていることがあるので、クッションを入れて

    楽な姿勢を保持してもらう。

4. 移乗動作(ベッドから車いすへの移乗設定)

ポイント①足が床についているか確認・浅めに腰掛けていただく

    ②車いすはフットレスやアームレストをはずしておく、障害物がないほうが良い、怪我をさせないことが一番!

    ③スライディングボードなどの福祉用具を活用する

5. 歩行介助

ポイント①片まひの場合→脇の下の手は触っているだけ。手に力を入れると利用者さんが緊張してしまう

    ②パーキンソン病の場合→体を少しゆすってあげる、手首だけを持ってはいけない1・2と繰り返し

声をかける。体重移動や狭いところでの移動が足がすくんでしまうので、できれば環境整備することが

望ましい。

③小さい利用者の場合→脇をもち声をかける、触っているだけにする。

ヘルパーが緊張して手に力が入ると利用者に伝わってしまうので注意する。

6. セルフメンテナンス

椅子に浅く腰掛け両足を開いて、深呼吸をしながら足先・かかとを上げたり、肩甲骨を回したりする

平成29年度 第1回全体研修会(第61回)報告

日時 :H29年8月19日(土)13:00~16:00

テーマ:「身につけよう応急手当」~普通救命講習~

講師 :世田谷消防署、東京防災救急協会、消防団普及員の皆様

会場 :みのりの庭世田谷 デイルーム

 今回は、5年振りの事業所開催で、1.応急手当ての方法を獲得する。2.事故や急変に遭遇した時に慌てないように、知識を学び実技訓練を受ける。という目標で研修を行いました。

  まず座学で、応急手当の重要性や、成人や子どもの突然死について学びました。成人が突然死する原因は心臓発作と脳卒中があげられます。高齢者は窒息や入浴中の事故、ヒートショック、普段の生活の中での熱中症、転倒などを予防する事が重要になるそうです。 次に「心肺蘇生」「AEDを用いた除細動」について、消防署の方の指導のもと、3チームに分かれ、一人一人、人形を用いて実技を行いました。

 「心肺蘇生」では“傷病者を発見~周囲の安全を確認~両肩を軽く叩きまがら声をかける~周囲に助けを求め、119番通報とAEDの搬送依頼をする~呼吸の確認(普段通りの呼吸なし)~胸骨圧迫+人口呼吸”という流れを練習しました。胸骨圧迫30回+人口呼吸2回を1セットにし、繰り返し実技を行いました。

 「AEDを用いた除細動」では、心停止につながる心室細動には、できるだけ早い電気ショックが有効であること、心臓が完全に停止してしまうと電気ショックに反応しなくなるので、その時は、心肺蘇生を続け救急車の到着を待つことなどを学びました。

 また、「気道異物除去」では、成人と乳児の人形を用いた背部叩打法と腹部突き上げ法のデモンストレーションを見学しました。もし自分一人で対応する場合は、119番通報とAED搬送よりも気道異物除去を優先するということを学びました。

 その他、布を用いた止血法や回復体位の作り方についても学びました。参加者からは「ADEの操作や心肺蘇生の流れは訓練できたので、緊急時に冷静に対応できるか課題」という感想がありました。介護職員として、利用者様の急変時には落ち着いて対応できるようにこれからも学んでいきましょう。参加して下さった皆様、ありがとうございました。

*当日の質疑応答より

Q「利用者様の口の中に異物が見えている時は指でかき出していいか?」

A.「かき出そうとしても、喉の奥に押し込んでしまうので背部叩打法を行う」

Q「異物が入った時は、昔は掃除機で吸って出す事があったが、その方法はどうか」

A「異物よりも、口の中の方が柔らかく吸い込んでしまうため、出血し、出血により窒息する可能性があるのでやめた方がいい」

Q「在宅酸素を使用されている方も人口呼吸は有効か」

A「酸素の機械よりも人口呼吸の方が入っていくので有効」

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平成28年度 第2回全体研修会(第60回)報告

日時 :H29年3月25日(土)15:00~16:30

テーマ:「高齢者虐待について話し合ってみよう。」

会場 :みのりの庭世田谷 デイルーム

今回は、高齢者虐待をテーマに訪問介護、デイサービス合同で研修を行いました。今回の研修の目的は①高齢者虐待についての理解を深め、早い段階での気付き、報告・相談につなげられるようになること、②自らのケアを振り返りより良いケアを提供できるようになることでした。このことを皆で共有し、虐待とはどういう状態を指すか、利用者の尊厳を護るケアとは何かを理解することを目指しました。

 最初に高齢者虐待防止法と権利擁護についての講義を聴き、その後、グループに分かれて日々の業務の中で体験していること、虐待の芽につながるかもしれないジレンマなどを話し合いました。ご利用者様の意向を尊重したいけれど、このままでは結果的にご本人の不利益になってしまうのではと懸念される場面で、私たち援助職は迷います。何を優先することが、この方にとってより良い選択と言えるのか。より良いと思われる選択肢をご本人が選んでくださるように支援することの難しさ。訪問介護ではヘルパーが、限られた時間の中で、その場で一人で判断しなければならないことがあります。デイサービスでは、集団の中でどうプライバシーを護るのかといったことや他のご利用者様との関係性にも配慮が必要です。

 ご本人のために提供されるケアが、結果的にその方の尊厳を傷つけてしまうことにならないように、私たちは、それぞれのケアの必要性をよく吟味し、ご本人のお気持ちをよく聴き、お一人お一人に適したケア方法を考えてゆくことが大切だということを再確認しました。

残念ながら欠席された方は、DVDと当日資料での自宅研修をお願いしております。ご来所の際にスタッフにお声掛けください。よろしくお願いいたします。

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平成28年度 第1回全体研修会(第59回)報告

日時 :H28年10月22日(土)15:00~16:30

テーマ:「介護職が知っておきたいお薬の話」

講師 :中村 梢様(ふたば調剤薬局 管理薬剤師、ケアマネージャー)

会場 :みのりの庭世田谷 デイルーム

 今回は講師に東京調剤センター ふたば調剤薬局の中村梢先生をお招きし、「介護職が知っておきたいお薬の話」というテーマでお話をしていただきました。まずはじめにクイズ形式で、「薬を割ったり砕いたりして服用してもらってよいのか」「お茶やジュースで薬を飲んでもよいか」等の設問に参加者が「○」「△」「×」のカードを掲げて答えていくという形で、介護職員としての服薬に関する日頃の疑問を共有しました。クイズ終了後は、なぜ「○」なのか、なぜ「×」「△」なのかを詳しい資料と共に丁寧にご説明いただき、適宜質疑応答を交えながら、あっという間の75分間でした。
 「薬」に関して介護職員が行ってよいこと・行ってはいけないことの再確認をするとともに、薬の副作用の危険性や、麻薬への対応の仕方も学ぶことができました。 在宅ケアにおける薬剤師の方の役割を伺い、利用者の方と医療をつなぐ架け橋になって下さっていることもわかりました。私たち介護職員は利用者様の服薬に関しては決して自己判断せずに、その都度医師や看護師の指示を確認する必要があることも改めて共有する事ができました。 介護職員が業務の中でいつも行っている服薬確認ですが、服薬の方法などを間違えていて効果を損ねていることはないか、何気なく行っている行動を見直す機会にしていただけたのではないでしょうか。ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

 残念ながら欠席された方は、DVDと当日資料での自宅研修をお願いしております。ご来所の際にスタッフにお声掛けください。よろしくお願いいたします。

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平成27年度第3回(第58回)全体研修会報告

日時:平成28年2月20日 (土)15:00~16:30

場所:みのりの庭世田谷 デイルーム

テーマ:「認知症の人への対応」

今回は、グループワークで、認知症のご利用者様への対応について、検討を行いました。

まず、事例をもとに2人一組でロールプレイを行い、認知症のご利用者様への対応で介護職員として苦慮する場面を再現。ご利用者様役になった時の気持ち、介護職員役になった時の気持ちを、それぞれ丁寧に味わうところからスタートしました。その後、グループごとに、ご利用者様について、どのような背景をお持ちのかたなのか、この時、どんな状況だったのか、どう思っておられたのか、イメージを膨らませました。それをもとに、職員がどのように対応すれば、このかたに快くケアを受け入れていただけるのか、話し合いました。

介護職員として業務を行わなければと思う気持ちを一旦わきに置いて、ご本人の時間や気持ちを優先する。「眠い、寒い」とおっしゃってケアを受け入れていただけないなら、ご本人と同じ気持ちになってみて、「まだ、眠いですよね、寒いですね。」と言ってみる。趣味の話で気持ちを和らげる。できそうなところからタイミングを計って行ってゆく。どうしても無理そうなときは一旦退却、場面を切り替える。声掛けは、ご利用者様に安心して頂けるように、明るい笑顔とソフトな声で…等々。日々の経験に裏打ちされた素晴らしい意見がたくさん出されました。最後にグループで話し合ったことを発表、全体で共有を行いました。

ケアの基本はご利用者様の理解から始まります。その人の本当の気持ちはその人にしかわからない。そのことは肝に銘じつつも、記憶や認知の障害のために、ご自分の状況を把握できない、お気持ちをうまく表現できない、認知症のご利用者様が、少しでも安心して、穏やかで楽しみのある毎日を送ることができるように、介護職員としてまだまだできることがあるのではないか。そう感じた研修でした。

ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

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平成27年度第2回(第57回)全体研修会報告

日時:平成27年10月17日 (土)18:00~19:30

   平成27年10月24日 (土)15:00~16:30

場所:みのりの庭世田谷 デイルーム

テーマ:「見て、触れて、福祉用具を使いこなそう!」

今回は、なるべく多くのヘルパーさんとデイスタッフの方に出席して頂けるよう、日時を変えて同じ内容の研修を2度行ないました。

目標は、(1)重度のご利用者宅で使用することが多くなると予想される福祉用具を実際に触れて、使用してみる、(2)移乗ボードやシートの使用方法、車椅子での段差越えのコツを習得する、の2点。実技研修の内容は、①車いすでの段差昇降(20cm)と、スロープ使用時の介助方法、②移乗用ボードを使用しての車椅子⇔ベッドの介助方法、③スライディングシートを使用しての、ベッド上での移動介助方法、④チルト・リクライニングのできる車いすとシャワーキャリーの体験、でした。

①の車いすでの段差昇降では、段差を登る時に後輪をしっかりと段差の蹴込部分につけ、前輪がふらつかない様に位置取りをして、蹴込に後輪を沿わせるように上げていきます。次の動作に移る前には必ず声掛けをして行いました。「前輪が固定されないと安定感が無く、怖かった。」、「前輪と後輪の接地面の大切さがよく分かった。」などの感想がありました。

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②移乗ボードは、車椅子とベッドの高低差を利用して、滑りの良いボード上でご利用者の体を滑らすことで、移乗介助時のご本人と介助者の負担を軽減します。使いこなすには留意点もあり、技術の習得も必要なので、繰り返し練習をしました。「意外と重さを感じないで上手く移動が出来た。」、「高低差をつける大切さを知った。」等の感想がありました。

③のスライディングシートは、頭側からシートを敷き込む方法、膝を曲げられない方の上方移動の方法を体験、習得しました。特殊寝台の背上げ機能を使うと、利用者さんの身体が足元に下がってしまうことがありますが、スライディングシートを利用すると小さな力で移動が可能となります。また安価なポリ袋を利用しての介助方法も学びました。

④チルト・リクライニングのできる車椅子やシャワーキャリーは、まだ触れる機会が少ないため操作方法や、介助される体験を中心に行いました。

それぞれの福祉用具の原理を学び使いこなすための技術の研修でしたが、昨秋の実技研修同様「人がやるのをみているだけではなく、いざ自分でやると気をつけるところがたくさんある」「介助を受ける立場だと、声を掛けてもらうことで安心感がある」など、介助者の立場と介助される立場を経験したことでの多くの気付きがありました。

ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

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平成27年度第1回(第56回)全体研修会報告

日時  平成27年5月23日(土)18:00~19:30

会場  みのりの庭世田谷

テーマ Ⅰ.平成27年4月制度改正(報酬改定)について

    Ⅱ.介護職員交流会

今回は、今年4月にオープンしたデイホーム、みのりの庭のデイルームを会場に、研修会を開催しました。前半で、27年度の制度改正と報酬改定についての概要を学び、後半は軽食を摂りながらの介護職員交流会を行いました。いつもはなかなか時間が取れず、ゆっくり腰を落ち着けて話し合う機会がありませんが、この日は、職員同士、有意義な楽しい時間を持つことができました。ご参加くださった皆様ありがとうございました。

*残念ながら当日欠席された方は、DVDと資料での受講をお願いします。ご来所の際にスタッフまでお声掛けください。

平成26年度第2回全体研修会(第55回)報告

日時:H26年11月15日(土)18:00-20:10
会場:北沢タウンホール3Fミーティングルーム、
テーマ:ブラッシュアップ実技研修 ~目指すのはご利用者にとって快適なケア~

今回は、6月に引き続き介護用ベッドと車いすを使用して、全員が交代で介助者役と利用者役となり実技研修を行いました。
車いす介助のグループでは、「室内の日常生活動作は概ね自立」の利用者さんを想定して、車椅子の点検、移乗時・移動時介助の留意点、段差の昇降について実技を行いました。

ワーク終了後のシェアリングでは「車いすに乗っていると怖いなと感じた。」

「声をかけてもらわないと何をされるのかわからない。」

「声をかけてもらうと体の準備ができる。」

「次の動作に移る前に一拍置くことで、自分も落ち着くので、安全に介助できる。」

「事前にルートを把握しておくことも大事。対処しやすくなる。」といった意見が出されました。

 ベッド上の介助のグループでは、「寝たきり」の利用者さんを想定して、ギャッッジアップでの飲水、側臥位、リラクゼーション、安楽姿勢等について実技を行いました。事前のヘルパー自身の身支度、点検、電動ベッドを動かす際の留意点、介助時の基本ポイントと応用技術、声掛けの大切さなど、を確認しました。参加したヘルパーさんからは、「介護用ベッドで介助される体験を通じて、利用者さんの不自由なところや不安なところが良く分かった。それとともに、各場面での介助のポイントを確認することができた。」といった感想が出されました。

 今回も、6月と同様、実り多い時間となりました。ご参加くださったヘルパーの皆さん、ありがとうございました。残念ながら、2回欠席となったヘルパーさんには、DVDでの受講をお願いしております。資料と共に事務所に用意しておりますので、ご来所の際にスタッフまでお声掛け下さい。

 

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